2005年 09月 25日
Badfinger 【Straight Up】 |
1971年作品
お勧め度:♪♪♪♪♪ 一家に一枚の超名盤
代表曲
♪Take It All
♪Baby Blue
♪Sweet Tuesday Morning
♪Day After Day
このアルバムは胸キュンです。
渋いけれども力強いロックサウンド。
そんなテイストに、これまた「うーんまいった」と唸るひねりある甘さとけだるさ。
混沌としているようで整然としている、
時には傷つきやすい赤ん坊のようで、時には傍若無人な暴君のよう。
まさに裏腹な気分にさせるアレンジが堪らなく素敵です。
プロデューサーは当初ジョージ・ハリスンでしたが
ジョージの多忙からトッド・ラングレンへ変更。
ちょいとバンドとの軋轢があった模様。
そんな緊張状態がこの傑作アルバムを生み出したのかも。
でも非常に残念で悲しいことにこの後、
ジャケ左2番目のトム・エバンスと3番目のピート・ハムが自殺したのです・・・。
中心人物を失うこの悲劇よって、逆に彼等が永遠に色褪せない存在になったのです。
何とも皮肉なことですが・・・。
by minorock7
| 2005-09-25 09:43
| Badfinger